- 第25回(2022/01/10): 書籍紹介 - ずる 嘘とごまかしの行動経済学
- 第3回 - おすすめの書籍紹介
- 今回はnaviさんの方から書籍を紹介して貰いました.
- 以前行動経済学について話した回でも登場したダン・アリエリーが書いた書籍になります.
- 今回紹介した本は「ずる」をテーマに人間の行動を分析した書籍
- 「嘘」や「ごまかし」というものは一体どのようなプロセスで発生が助長されるのか,発生を防ぐためにはどうすればいいのかといった内容に触れている
- 不正について行動経済学の観点で解説した書籍
- 不正はどこからやってくるのだろうのか?
- 不正なことをするポテンシャルは人間にどれだけあるのか?
- 不正は少数の悪人の仕業?それとも広く蔓延しているウイルスのようなもの?
- 書籍で紹介されている事例からいくつかをピックアップし紹介しました
- 不正というものは得られる金額によって左右されない
- テストの前に署名すると不正が減少する
- ブランドのサングラスを渡し,「にせもの」と宣告された被験者は不正が助長される
- 同じ社会集団に属している人が不正をする場合,他の人が不正に走る可能性が高くなる
- 自分と異なる社会集団に属している人が不正を行う場合は,逆に不正を抑制する方向に働く
- 「不正」が発生する心理的な状況や環境などを作らないように企業でも取り組めることを考えていく必要がある